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-2012.2.10-
よく生徒さんから「自分はどうもリズム感が悪くて、、、」という悩みを聞きます。
しかし本当にそうでしょうか?
私はそう打ち明けられた時、決まってこういいます。
「音楽が好きな人は、本当にリズム感が悪い人なんて殆どいませんよ」
と。
良く考えれば分かるのですが、もし本当にリズム感が悪かったら"リズムの整った上手い人達"もしくは"そうでない人"の演奏を聴いても、どちらにも優劣をつける事は出来ないでしょう。
そういった事を聴いて判断出来る訳ですから、その人は決してリズム音痴ではないはずです。
では何故「自分はリズム音痴」と多くの人は思うのでしょう。
予想するに、周りの音楽仲間にそう指摘された事があるからだと思います。
それだけならまだしも、自分が習っている先生にまで言われる機会があったら、そう錯覚してしまっても何の不思議もありません。
しかし皆さんは以下の様な経験を幾度となくしていると思います。
例えばドラムやベース等で8ビートパターンをただ打ち出している時にはそれ程致命的にリズムが狂う事はないんだけど、オカズやオブリガードをやった時には「走ってしまったりモタってしまう事」が多々ある。
仮にもし本当にリズム感が弱いのであれば、オカズやオブリガードをやった時だけでなく、「曲中全体的」に走ってしまったりモタってしまうはずなのです。
そういった訳で私は「音楽が好き(プレーヤーとかリスナーに関係なく)にリズム感が悪い人なんて殆どいない」と断言出来ます。
次回の日記は「ではどうしてオカズやオブリガードになると途端にリズムがガタガタになるのか?」について書いてみたいと思います♪
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